寝言

全部寝言なんで

だらしないだけなんだけどね

前にも書いたけど、飽き性で物事にあまり興味を持てないのがほんのりと悩み。何かに熱を注ぐってことが、まあ一瞬はできても絶対に続かなくて、惰性というか変化が億劫だったり楽しいしなーくらいの気持ちで続けるとかばっかりで、すごく高い熱量で夢中にな…

怖がり

幸せのために生きるより、逃げるために消えてしまいたい。嘗められてばっかりだった、自分の何がいけないのかわからない、悔しくて悲しくて何回も産まれ直したいって頬拭った。どこで何したところで誰だって撃たれるのに、私はそんなの耐えられない。むかつ…

0:35

夜の半分を見送ってからふざけあった 心地良い湿度に充てられて 君が口ずさんだ鼻歌は知らない曲で 少し苦くなった 君は笑うのにひんやりと冷たい手をしている 息をしていない優しさが零れている 僕の無償の愛を打ち砕くような 真っ新できらきら光っている残…

厄介なやつ

私を苦しませていたものがなくなる時、そいつは一緒に私をつくっているものも連れていってしまった。これから先もそう。私みたいな人間はきっと、適度な不自由を身につけることで自分を生かしてあげられるんだと思う。それはもともと、私の中には何もないか…

お元気ですか

とても久しぶりにブログを開いた。お元気ですか?私は、まぁ、身体だけは幸いにもずっと元気なままです。 最後にブログを書いてから、4ヶ月以上経ってしまいました。この4ヶ月で、いろいろ変わってきた。世の中は以前よりも切迫した状況に差し掛かって、寒さ…

あきっぽい

どうしようもない飽き性である。アニメの第2期を観たことなんて数えるくらいしかないし、メロンパンはもう一生分食べた。毎日髪を切りたくてムズムズしてるし、ゲームだってしばらく電源すら入れてない。心から好きだと思うことに自信がなくなった。後から思…

癖が再発しつつある

しゃがみ込んで視界が全部遠くになったらえらく気が楽になった。やっぱりあそこにいるべきは私じゃなかったってやっと受け入れられるようになった。ずっと会っていないと、距離も気持ちも忘れちゃって、その存在自体元からなかったみたいな。悲しい、忘れて…

全員

お前も私も何者でもねえんだな。特別は与えられるものでしかないんだから、傲んのも舐めんのも馬鹿だろ。誰にも理解されていない部分なんて、ない人間の方が至極少数だと思うんだけど。知ってくれとするような人間のスタンスがどうしても腹が立つんだよ。ど…

私が思う恋

色の白い子が好きだって聞いたから、毎日ひやけ止めを塗った。ショートヘアの子が好きだって聞いたから、髪を伸ばす気持ちが揺らいだ。自分からは開かないようなプレイリストも聴いてみたけど、全然私は好きじゃなかった。好きな人の好きなものを全部確かめ…

微睡

胸ん中には鮮烈に焼き付いたままなのに、脳みそにはアブストラクトな記憶しか残っていない。忘却は自然だ。人体は吸収と排出の仕組みでしかできていないということで、それは本当にすべてにおいてだ。時計の針を止めることはできても、私たち自身はサイクル…

十六時

自分のことばっかりにならないような振る舞い方をしたくてそのバランスを離れて見てみるけど、私って他人の心に共感を灯してあげられているのかな。間違いなく私は他人とこの環境に生かされているけど、相応する共感性を持ち合わせているのだろうか。誰のた…

遠くのこと

今日は健やかでした。命は尊いってみんなが言うから、私はそれに悩んでいた。みんな加担して、たくさんの尊い命を殺してきたくせに。私だってそうしてきたのに。そのおかげで、私は今日も健やかでした。等しく罰がくだされて、等しく愛が降り注げば、この世…

綺麗なものでも大きなものでもないけど

私がいなくなりたいと望んだときに、寄り添うでもなく伺ってくるでもなく、遠巻きに視界のふちに入れてくれていた人たちを、大事だと思った。「もしかしたらこの人たちは、私が存在したっていう記憶を手放してしまうかもしれない」と思った。そうなりたくは…

はっきりさせたくない

夕焼けより朝焼けの方が、ぼんやりしていて好きだなってこの間気がついた。ぽつぽつ、駅に向かって歩く人たちと反対に流れていく自分自身が、なんだか少しおかしいみたいで、その瞬間は自分が特別になった気がして少し嬉しくなる。現実じゃないみたいな、白…

隕石が落ちてくる

私が泣いていることはシャワーで流れるのだ。みんなが幸せそうに笑っているのを見ると、このままみんなが死んで、世界が終わればいいのにと思う。私は永遠を欲してるわけではなくて、たぶん諦めたいんだ。勘違いだと言い聞かせてるうしろめたい想いも何もか…

口下手って甘えみたいでやだ

私って物事を説明するのがものすごく下手だなってことに気がついてしまった。頭は悪くないと思ってるし、語彙力もあるとは思うんだけど、説明するときにその順序とか例えとか結果とかを上手くその場で考えられなくて、というか頭の中では考えられてるはずな…

咎めないよ

微笑み合うふたりを見て、あぁ、恋してるんだなって思った。君たちが幸せだと私も嬉しくなる。私は永くは愛せないけど、多くを愛することはできるから、幸せの濫觴を自分の周りにしてしまおうと思った。くだらねえよってねじけるような性格だったけど、一周…

じりつ?とは?

拠り所がお互いしかない人たち、かわいそう。縋る相手がいない私の方が失うものがないから、お互いしかない人たちは絶望と隣り合わせでかわいそう。このまま世界が終われば、良いも悪いもぐちゃぐちゃにそこら中に流れて、みんなが一つになってなにもなくな…

天井と液晶ばっかり

ピアノのトリルが苦しくて、部屋の電気が生きているみたいで、もう2ヶ月が経とうとしてるのに私はなにひとつ進めていないんだなって、自責の念ばっかり大きく育っている。機械音に慰めの言葉を歌われてシクシク涙を流すなんて、私はやっぱり人間らしい。私の…

他人の不幸が美味しい季節

地獄みたいな一年だった。どの季節を思い出しても、気分が悪くなるし目尻が濡れる。命を繋ぎ止める一瞬の輝きを、見逃さずに見捨てずに愛し続けたい。随分卑屈になってしまったなあ。暖房の風が肌寒くて、大人になれていない私は一生届くはずのない温もりを…

確約されたものが欲しい

信じていたものが剥がれ落ちていくのは味気ない一瞬だ。何千回と出会ってきた裏切り行為たちが、私の髪の毛一本一本をいつまでも離さずに掴んで、逃してくれない。共生したい人たちが私から離れていく。私はいつまでも裏切り行為たちと生きていく。どうして…

あるわけない話

交わって溶け合ってやがてひとつになっていくのかななんて思ってしまう。ところどころ灰色の空はふたつがきちんと分け隔てられていてひどく安堵した。考えてみれば人間がひとつになるなんてことはありえないのだ。360度支配する斑色の空は、私が勘違いをしな…

胸の奥の方に空いてしまった虚構から、些細だけど温かい幸福が流れ出しても、どうせまた間に合わせの何らかで埋めようとするのだろう。そうしてる自分に耽溺して、追憶を憎むんだ。傷ついた人間であることをわかりやすく被りたかった。所謂“保険をかける”っ…

夢ならいいのに

隔てられた愛、可哀想なぐちゃぐちゃの爪。朝か昼か夜なのかわからないのは、地下鉄の中にいるせいか、それとももうあの場所には戻れないのか。ミイラになっても愛せるよ。ゾンビになっても離さないから。そのくらい、確約されたものがほしかった。1億2千万…

ずるい

夢がない私の浅い願望は叶わないのだなあとつくづく思う。この世は絶望に溢れている。電話なんか嫌いなのにどうしてだか声が聞きたい、こんな夜に限って冴え切ってしまう。努力できない弱さへの罰なのだと思う。誰のためかもわからないまま髪を伸ばして、爪…

五感って記憶力いい

私が悲しいとき、寄り添ってくれる音楽、その中に引き摺り込んでくる音楽、這い上がれなくなる。涙が出たってすぐ側に貴方がいない。浸水したブーツが、なんか私の胸の中みたいで、歩けなくなった。あー共感できてしまった。大人になりたくなかった。行き交…

飲まれる

冷たい指先の感覚、もう忘れてしまっただろうか。いつかそれが当たり前になるって、それが生活だってことも、もう忘れてしまっただろうか。突然外は寒くなって、胸の奥の方まで吹雪いてきた。もし私があの子で、あの子が私だったら、私は君の一番になれたか…

一ヶ月前よりも空が高くなった。イヤホンで塞いでいない耳はひゅうひゅう流れる風の音をよく拾い入れた。きみもそうだと思ったから、いつもより少しだけ大きい声で笑い合った。わざと聞き返してみた。だってその方が甘いじゃん。甘すぎて脳が痛くなっちゃう…

私なりの

猫が通ったとか星がたくさん見えるとか肌寒くなってきたとか、そのくらいでいいんだほんと。大事にできるものをぽつぽつ見つけるだけで、その時に浮かぶ人がいることが私の生きがい。好きな人にはなんでも教えたい。生きてる心地がする。伝わりすぎるくらい…

あ、

信じていた私は異常だった。同情とかはいらないし、月がぶっ壊れても構わない。濁りのない風は私を責め苛む。そばにいたいとか信じてるとか約束してごめん。裏切られたのもいつも自分だった。降ってくる硝子が私を飲み込んだ。死ぬときを思って泣いたことが…