寝言

全部寝言なんで

隕石が落ちてくる

 

 

私が泣いていることはシャワーで流れるのだ。みんなが幸せそうに笑っているのを見ると、このままみんなが死んで、世界が終わればいいのにと思う。私は永遠を欲してるわけではなくて、たぶん諦めたいんだ。勘違いだと言い聞かせてるうしろめたい想いも何もかもと一緒に葬れたら、と望んでいるんだ。誰しもつらい出来事とか蓄積された鬱憤はある、ただそれ以上に生活の中にきらめいた幸福の数が多いなら、まさにその時に世界が終われば、思い返した時にきっと(ああ幸せな人生だった)って思えるんじゃないかって。私が一人で涙を流しているシャワータイムよりも、好きな人たちときらめいた瞬間を共にしている時に、このまま死ねればいいのになと強く感じるのは、寂しがりな私のわがままなんだろうな。でもそうなればみんながみんな寂しくなくなるじゃん、違うかな。