寝言

全部寝言なんで

お元気ですか

 

 

とても久しぶりにブログを開いた。お元気ですか?私は、まぁ、身体だけは幸いにもずっと元気なままです。

最後にブログを書いてから、4ヶ月以上経ってしまいました。この4ヶ月で、いろいろ変わってきた。世の中は以前よりも切迫した状況に差し掛かって、寒さは厳しいものになって、楽しみにしていた物事がどんどんなくなってしまって。

叔母の難病は2年以上前に発症してゆるやかに進行していたのですが、この一年、いや、ここ数ヶ月の間に著しく進みました。発症してからの一年は、喋りが遅くなる症状と、右手が動かしづらくなる症状。少し進んでからは言葉が詰まったり、右手で食事や文字書きが難しくなってしまった。そしてそこからは、どんどん出てこなくなる言葉と動かなくなる右手、左手も自分の思い通り自在に動かすことがなかなか困難。スマートフォンと電話が使えなくなり、外に歩いて出かけることができなくなった。で、この数ヶ月。声はすごく小さくなってしまって、食事もトイレもお風呂も、朝ベッドから起き上がるのも自力ではできなくなってしまった。毎日朝がばっと起きてすぐに、母と一緒に叔母の家に向かい、夜ベッドに寝かしつけてから家に帰っている生活をしています。足が悪い母は、私よりも数百倍しんどい日々だと思います。それでもテレビを観て笑ったり、バイトや教習所がどうだったかを聞いてきたり、一生懸命みんなで生きている。

終わりが見えない毎日に絶望しっぱなしではあるけど、一日一日を尊んで過ごしています。自分より恵まれている人も、また違った大変な環境にいる人も、世の中がこんな状況になったことで前以上に顕著にわかるようになった。特に私は、『家の中での時間に余裕がある人』に対してひどく劣等感を抱くようになりました。もちろん昼間の数時間や寝る前の数時間、私にも時間はある。その時間の中で私がすべき勉強や仕事もある。でも、一日のたった数時間くらいは、全部忘れて自分の好きな時間を過ごしたいと思って、甘えてしまう。

暗いことを考えてしまいますね、やっぱり。ニュースでも同じ話題ばかりで、あの頃斑尾でばかばかたばこを吸いながら頑張ってたような、あの頃くら寿司で笑い転げてたような、あの頃打ち上げで嵐を大熱唱してたような楽しい時間は、もう一生戻ってこないのかな。最後の楽しみがいくつも繰り上げられて終わってしまった。

例の如く、収集がつかなくなりました。とりあえず私の近況はこんなかんじです、知っとるわ!って思われるかもしれないけど、自分の記録としてもブログに残しておこうと、書きました。絶望しっぱなしの毎日の中で、好きなアイドルのグッズを買ったり、バイトの日に丁寧にメイクをしたり、大好きなマカロンを食べたり、夜帰り道で月を探したり、たくさん自分のご機嫌を取ってます。生きてるだけでも大変な分、自分で自分を褒めてあげられたらいいなと思います。

早くみんなに会いたいです。