隔てられた愛、可哀想なぐちゃぐちゃの爪。朝か昼か夜なのかわからないのは、地下鉄の中にいるせいか、それとももうあの場所には戻れないのか。ミイラになっても愛せるよ。ゾンビになっても離さないから。そのくらい、確約されたものがほしかった。1億2千万…
夢がない私の浅い願望は叶わないのだなあとつくづく思う。この世は絶望に溢れている。電話なんか嫌いなのにどうしてだか声が聞きたい、こんな夜に限って冴え切ってしまう。努力できない弱さへの罰なのだと思う。誰のためかもわからないまま髪を伸ばして、爪…
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