寝言

全部寝言なんで

癖が再発しつつある

 

 

しゃがみ込んで視界が全部遠くになったらえらく気が楽になった。やっぱりあそこにいるべきは私じゃなかったってやっと受け入れられるようになった。ずっと会っていないと、距離も気持ちも忘れちゃって、その存在自体元からなかったみたいな。悲しい、忘れていくことがなによりも悲しい。一方的でも途切れないすべてを離さずにいられたら、いつもそう考えているのに、手の間をすり抜けていくものばかりで、私自身なにを繋ぎ止めているのかわからない。言葉とか気持ちが欲しいんじゃない、早く終わらせてくれることが私の最後の出口なのに。