寝言

全部寝言なんで

視界良好

 

 

生きててよかった、今はめちゃくちゃ思うけどそれもすぐ変わったりする。楽しいけど怖い、怖いけど楽しい、生き物につきものな決まりごとだよね。世界は急に変わるぜ、昨日まで知らなかったものを今日好きになるかもしれない、軽い気持ちが一生物になるかもしれない、心を捧げたはずが憎くてたまらなくなるかもしれない、みたものは幻だったのかもしれない、今一番いらないものが明日必要になるかもしれない。その中にも変わらないものは当然あるだろう。取捨選択は難しい。(私滑舌悪いから取捨選択って言えないんだよね、今日しゅさって言っちゃった。)

昔は平気で虫なんか触れてたし、雷もなんとも思わなかったのに、自分でも知らないうちに苦手になってた。昔はわざわざ水を買って飲む人が理解できなかったけど、今は水道水よりペットボトルで売られてる水の方が美味しいって思う。そういうのは突然起こる。なんか、例えるならジェンガとか、それと似てるかなって思う。いや、ちょっと違うか…。例えるのはやめよう。とにかく、君の正義をかっこいいと思うのは君だけかもしれないし、私の正義を正しいと思うのも私だけかもしれない。だとして、私の世界と君の世界を変えようと思えば簡単に変えられる。それは良くも悪くも。視力は弱くなったけど視界は良好になった、生きててよかったと思うのはそういうとき。

綺麗なものを取り込みたい。私が思う綺麗なものは私以外にとっては汚いものかもしれないけど、私は私が綺麗だと思うものを選んで拾っていきたい。それはもちろん、その都度その都度。