寝言

全部寝言なんで

理系脳になりきれない

 

 

 

ぷかぷかした空気が圧縮されて内臓が苦しくなる、みたいな、感覚。見たくないものはなるだけ見ないように、都合よく避けている。目が悪くてよかった、と思うことがある。少し賢い分、それなりに損をしてきた。代わりに目が悪いおかげで、通り過ぎていくものもあった。すべては自己防衛のためなんだと思う。渇ききった性格も、他人を馬鹿にするような発言も、自分が可愛くて仕方ないのも、本心と天邪鬼が半分ずつ存在している。傷つきたくない。認めたくない。私は弱くて我儘で可哀想だけど、そうじゃない。この世界で最後に生き残りたくなんて絶対にないけど、貴方の世界には私だけが生存していてほしい。どっちも本心なのに、どっちが本心なのかわからない。理屈で考えることは間違いなのか。曖昧は、正解にもなり得るのだろうか。そんなのいつまでも平行線のままなのに、自分からは、交わらなくていいと思ってしまうのだ。